『助産院って大丈夫なのかな?』
『病院の方が安心できる?』
出産する産院を決める時いろんなことで悩みますよね。
私の場合、1人目は病院、2人目は助産院で出産しました。
両方で出産したからわかるそれぞれの特徴やメリット・デメリットを書いていきたいと思います。
1人目で病院を選んだ理由
1人目の出産で病院を選んだ理由は
- 家から近かった
- 綺麗な病院で産みたかった
といった点です。
当時、熊本に住んでいた私は熊本市内でとても有名な福田病院で出産をしました。
福田病院はNHKのドキュメント72時間でも取り上げられた病院で、病床数は100弱ほどです。
とても綺麗なクリニックで
- 完全個室
- 産後はエステ
- 食事はレストラン並み
- ほぼ手ぶらで入院できる
- マタニティスポーツができる
といった点でも人気がありました。(私が出産したのは2008年なので、今は変わっているかも)
家からも徒歩20分ほどの距離で、夫婦で講座を受ければ立ち合い出産もできる。
熊本には主人の転勤で行ったので土地勘もなかったため、家から近くて人気&キレイそうな病院を選びました。
2人目、助産院を選んだ理由
2人目を妊娠した時、上の子が2歳半でした。
その時、主人の転勤で熊本から千葉に引っ越していたので、また1からの産婦人科探しです。
- 上の子と入院したい
- できれば断乳はしたくない
という考えがあり、色々と考えた結果助産院にたどり着きました。
上の子がとても繊細で敏感な子なので一緒に入院できた方が、心が安定できるかなと思ったんです。
助産院は私の住む市内にはなかったため、1時間弱距離のところになってしまいました。
正直距離があったので陣痛が来た時心配でした。
しかし、助産師さんの『何度もあることではないから、自分が納得できる場所を選べばいいよ☆』という言葉に背中を押されました。
病院での出産のメリット
①安心感がある
病院は医師・助産師・看護師さんがいるので安心感があります。
気に入った医師を指名することもできるので、苦手な医師がいても大きい病院なら大丈夫。
考えたくはありませんが、もしも自分や赤ちゃんに何かがあっても迅速に対応してもらえます。
②様々なサービスがある
私の産んだ病院では、
- エステ
- マタニティスポーツ
- ティータイム
- お祝いディナー
- 美容院でのシャンプー
といったいろんなサービスがありました。
そのおかげで快適な入院生活を送ることができました。
病院での出産のデメリット
①待ち時間が長い
検診は予約制でしたが、大きい病院だったので待ち時間がすごく長かったです。
スタッフの方々はテキパキ動いているのですが、妊婦さんの数も多いので毎回待ち時間がありました。
大きいお腹で長時間待つのは正直きつかったです。
②アットホーム感はない
大きい病院だと対応が機械的というかマニュアル通りというか、ちょっと寂しい感じもありました。
指名をしないと毎回別の先生が診るので、親しくなれないというかならないというか…。
助産院のメリット
①待ち時間がない
助産院は1人1人予約時間をしっかり設けてくれるので、待ち時間はゼロです。
また、大雨、強風の場合日にちを変更してくれたりと融通も利きます。
待ち時間がなく、お話もゆっくりできるので気になる点は気軽に質問することができます。
自分達しかいないので子連れで行っても、周りに気を使うこともありませんでした。
②家族で立ち合い&入院ができる
家族で出産の立ち合いができて、そのままみんなんで入院ができます。
食事も家族分だしてもらえるので助かる!
私の出産した助産院は未就学児は無料で食事も出してもらえました。
ジュースやお菓子まで用意していただけて、本当にありがたかったです。
上の子との入院はもちろん大変な面もありましたが、子供の心は安定していたように思えます。
主人も、助産院から会社へ行き助産院へ帰宅していました。
③好きなスタイルで産める
助産院では布団が敷いてあるだけなので、
- 四つん這い
- 横向き
- 仰向け
好きなスタイルで産むことができます。
また、会陰切開もない、陣痛時の内診も1回だけだったので身体がすごく楽でした。
私は横向きの恰好で出産しましたが、普通の仰向けより体制が楽でした。
助産院のデメリット
①健康管理が大変
健康で経過が問題のない妊婦さんでなければ、助産院での出産はできません。
助産院での検診の他に、3回ほど提携している総合病院への検診へ行く必要があります。
その時、助産師さんも付き添ってくれるので心強かったです。
健康面でなんの問題もないと、助産院での出産が許可されます。
体重管理も厳しかったのですが、助産院で絶対に産みたかったので頑張りました!
②何かあったときは怖い…
助産院は医療行為ができないので、突然赤ちゃんや自分に何かがおこると提携病院へ搬送されます。
出産は命がけなので、必ずしも安全とはいえない。
そのために、助産院での出産は健康であることが条件なのです。
会陰の縫合は助産師さんがおこなってくれました!
また、産後点滴が必要な場合には、医師の許可を得て点滴をするようです。
両方の価格の違い
私が出産した病院・助産院はどちらも良心的な価格でした。
出産一時金でおつりが来たので、助かりました!
助産院も病院同様、検診の助成をうけることができます。(市町村により異なる場合がありますので、ご確認ください。)
値段は病院・地域により異なるので、予約をするまえに確認しておくと安心できるでしょう!
まとめ
私は助産院・病院の両方経験しましたが、どっちも素敵だったし良い思い出となっています。
子供と一緒に入院できる場所ってあまりないので、助産院の存在はとてもありがたかったです!
やはり助産師さんが言うように『何度もあることじゃないから、自分の納得できる場所を選ぶ』ことが大切なのでしょうね。