社宅というと、
- いじめ
- ボスがいる
- めんどくさい…
- 井戸端会議
こんなイメージがありました。
実際私も社宅に住んだことがあります。
たった3年間ですが、やはり入居するときはめちゃめちゃ緊張したし憂鬱でした。
住むことが決まった時も『もしもいじめられたら引っ越していい?』と旦那に聞いたりもしていました。
そんな私が社宅に3年間すんでみて感じた『社宅のメリット・デメリット』をお話したいと思います。
社宅のメリット
①家賃が安い
なんといっても社宅にすむ1番のメリットは、家賃が安いことです。
私が住んだ社宅は3DKで3万円、2DKだと2万円。
部屋の広さは自分で選ぶことはできず、空き状況により人事が家族構成を見て振り分けます。
家賃が安い!のですが、5年間住み続けると家賃が倍にあがるというシステム…
倍って…って感じですが、転勤族だったので引っ越しになる確率が高い、または家を買う人もいたので(我が家もです)、5年以上住む人って少ないかも。
首都圏で家賃3万は助かります!
②色々と教えてもらえる
- 地域
- 育児サークル
- 幼稚園
- 小学校
などなど引っ越したばかりって右も左も変わりませんが、長く住んでいる方が色々と教えてくれます。
私も幼稚園、スーパー情報などたくさん教えてもらいました。
引っ越してきて心細い気持ちでいるので、仲間がいる感じで嬉しかったです(^^)
③みんなで助け合える
転勤族なので、実家が近い人ばかりではありません。
それなので、体調が悪い時や何かあったときはみんなで助け合います。
具合が悪い時、子供が風邪をひいたとき、ドアノブに食べ物・飲み物を掛け合いました。
頼れる親戚もいなかったので、涙がでるほど嬉しかったです。
④飲み会で盛り上がる!
時々開催されていた社宅の飲み会。
一部の人のみでやっていたので、最初参加する時は『うわさ話や悪口大会だったらどうしよう…』と不安でした。
しかし、そんなことはなく楽しい宴だったのです♪
- 昼飲み
- 夜飲み
- 忘年会
- 送別会
子連れ参加OKで、みんなでワイワイ盛り上がりました!
だいたい誰かの家で飲むので、帰るのも楽だし、途中参加、途中退散もしやすくて良かったです。
飲み会のルールは、『お酒は自分で飲むのものを自分で持って行く』。
食事は持ち寄りだったり、ピザの宅配だったり、その時によって違いました。
社宅のデメリット
①世話係が回ってくる
私の住んでいた社宅では『世話人』というのが回ってきます。
3ヶ月毎で、管理人・会計が各1人。
管理人は、
- 掃除当番表作り
- 修理の依頼
- 全体清掃の日程決め
- 業者とのやりとり
- 鍵の管理
- 退寮・入寮関係
会計は
- 寮費を毎月集める
- 光熱費の支払い
圧倒的に会計の方が楽なんです。
新しく入寮して最初の世話人は『管理人』をやります。
2週目以降は、お互いが新人ではなければ話し合い。
いるんですよ!会計ばかりをやる人…
修理も会社に問い合わせないといけなくて…会社がなかなか動いてくれないと…ストレス。。。
妊婦さんは順番を一応飛ばしてくれますが、出産後すぐに回ってきます。
②人間関係
基本良い方ばかりの社宅でしたが、ボスはいました!
長くその社宅に住んでいる方はやっぱり強い!
社宅事情を色々と知っていますから。
うちのボスはゴミ出しにめちゃめちゃうるさかったです。
ゴミ出し…大事ですもんね。
そして、私が入居する前には、嫌がらせ的なものもあったんだとか…
私が入った時は、ボスはいましたがいじめ・嫌がらせ・陰口はなく比較的平和でした。
③寮費がかかる
家賃の他に寮費がかかりました。
だいたい月に2000から3000円程度。
これは、社宅の光熱費・町内会費に主につかいます。
草むしりを業者に頼むと、各家庭500円~1000円ほど徴収がある。
最初『寮費って何?家賃と別なの?』ってビックリした覚えがあります。
④汚い…
私が住んだ社宅は古い&汚かったです。
転勤族の社宅なので、回転が早い。
一応家族寮という名前ですが、単身赴任の方も住んでいました。
掃除だってそこまでできないし、退居したからってクリーニングが入るわけではありません。
退居した次の日に入居なんてことも、転勤の時期にはあり得ます。
なので、気になる方は自分で業者を手配して掃除してもらっていました。
- 靴箱に前の人の靴があった
- 変な毛がたくさん落ちていた
- 魚を焼く網が使用済みのままだった
こんな話も聞きました。
⑤全体清掃がある
3ヶ月に1回、全体清掃がありました。
土曜の朝に集まって、たいたい1時間ほど掃除をします。
用事があれば、参加しなくてもOKなのですが、やっぱり肩身が狭い思いをする…。
周りは気にしていないけど、自分がね…。
雪が凄かった時は、みんなで雪かきもしました。
雪かきは結構楽しかったかも☆
社宅生活ってどんなかんじ?
前の土地では借り上げ社宅だったのですが、その次はガッツリとした社宅。
正直すご~く気を使いました。
私たちが社宅に住んでいたのはたったの3年間。
最上階だったので、上からの足音はありませんでしたが、下への足音はかなり気をつかいました。
雰囲気は悪くなかったし、人にも恵まれていたとは思いますが、もう一度住みたいか?といったらNOです。
やっぱり世話人の当番とか…嫌だった。
家を買っても補助があった!
社宅は安い!と思っていましたが、旦那のその時の会社は(今は転職しました)家を購入すると補助金がでるんです。
首都圏だと1ヶ月4万円の補助が出ます。首都圏以外だと2万だったかな?
それなので、ローン返済がひと月8万だとしても、実際に自分達で支払うのは4万円。
もちろん、家の購入はお金がかかるし、転勤族だと家を買うのも難しいのですが、社宅に3万払うなら家を買った方が良い!と思いました。
まとめ
社宅はメリット・デメリット色々あります。
子供がいると社宅内でも比較的お友達を作りやすいように感じました。
社宅と言っても綺麗な建物もありますし、様々なのだと思います。
たまたま私の住んだ場所は汚かったのです…*1
社宅で知り合いが多くできましたし、そこでできた友達と今でも社宅を出た今でも交流が続いている人も数人いる。
自分にとってはとても貴重な経験となったと思っています!
*1:+_+