埼玉県の熊谷では観測史上最高の41.1度を記録しましたね。
千葉県の35度でも『溶けそうな暑さ、じりじりする暑さ』なのに、41度って…
35度以上の猛暑日、酷暑日が当たり前になりつつある2018年の夏。
辛いです。。。
日本一暑い場所は埼玉の熊谷ですが、ふと『世界一暑い国ってどこなんだ?』『どんな生活をしているんだ?』と思ったので、世界一暑い国について調べてみることにしました。
世界一暑い国『ジブチ共和国』とは?
2016年に世界仰天ニュースで取り上げられたことがあるジブチ共和国。
- ジンベイザメと泳げる海
- 死海より塩分濃度が高い湖
- 猿の惑星のモデルとなった奇岩
といった点でも聞いた事がある方もいるかもしれません。
ジブチ共和国は、アフリカの北東にあります。
日本は、ジブチ共和国に2011年より自衛隊の拠点を設けています。
面積は四国の1.3倍程度、23,200㎢の小さな国です。
ジブチ共和国の特徴は、
- 最高気温71.5度を記録
- 年間平均気温30度
- 季節は夏と真夏のみ
- 雨がほとんど降らない
- 日本との時差は6時間(日本-6時間)
- 首都→ジブチ市
- 公用語→フランス語・アラビア語
- 人口→94.2万人(2016年時点)
2016年放送の世界仰天ニュースでは、天気予報は1日1回2分で終了と言っていました。
『暑い』しか言うことがないので、天気予報は短いんだそうです。
どんな暑さなのかと言うと、夏季はハエや蚊も生息できない。
屋外プールをやってもすぐにお湯になってしまうため、真夏はプールはやらないだとか。
なんかすごい地域ですね…
ジブチ共和国の人はどうやって生活しているの?
夏と真夏しかない世界一暑い国ジブチ共和国の方々は、どのように生活しているのでしょうか?
暑い国ならではの日本とは異なる生活スタイルがあるようです。
仕事は政府機関も民間企業も朝7時開始、午後2時には終業します。
暑い時間帯の昼間は昼寝をして、夕方になったらまた行動する。
お店も朝と晩しかやっていないところもあります。
そして、学校は3ヶ月間夏休み。暑くて勉強にならないですもんね…
暑いからといって、アイスなどの冷たい食べ物を口にすることはほとんどないようです。
クーラーが全部の家にあるわけではないので、室内より涼しい外で寝る人もいる。
水道水は塩水なんだって。
暑い時間帯は、エチオピアに出かける方もいるようです。
上の地図を見てもわかりますが、ジブチ共和国とエチオピアは隣接しています。
エチオピアも暑い地域もありますが、標高が高いところは涼しい。
ジブチ共和国の有名な湖
首都ジブチから車で2時間ほど行ったところにある真っ白い湖、アッサル湖。
海抜マイナス153メートルの位置にあるアッサル湖は、ジブチ国内でも暑い地域。
50度を超える日もあるんだとか!
アッサル湖は死海よりも塩分濃度が高いことで有名です。
世界一の塩分濃度なのです。
【塩分濃度】
海水→約3%
死海→30%
アッサル湖→34.8%
塩分濃度が高いので、もちろん浮きます!
浮きながら新聞も読めちゃう。
また、真珠のように丸いジブチ共和国の名産品アッサル塩も、このアッサル湖でとれます。
まとめ
71.5度って…そんなに気温の高い国があるということにビックリしました。
世界一暑いといっても45度くらいかな?と思っていたので、レベルが違う。
日本もとっても暑いけど、上には上があるんですね!
1日中夏というジブチ共和国。そう考えると四季のある日本では、涼しい(寒い)時期もあるので、過ごしやすいのかな?
71.5度…ちょっと凄いですね…