『学校へ行きたくない』と子供が言った場合、親はどうしたらいいのでしょうか?
不登校の母歴3年目の私が、自分なりに思う対応を書いていきたいと思います。
正直私もまだまだ不登校に関しては勉強中です。
そして、育児・不登校に関しては1人1人考えが違います。
これは私の考えだと思って読んでいただけたら嬉しいです(^^♪
『学校へ行きたくない』親としてどうしたらいい?
休ませる
子供が『学校へ行きたくない』と言った時、どうしたらいいか悩みますよね。
理想的な対応は『そっか~』と共感して休ませてあげることなんでしょう。
学校へ行きたくない=限界
頑張って今まで来たけど、もう学校へ行くことができない状況なのでしょう。
親に『学校へ行きたくない』と言えただけでも凄いです!!
1日2日休んだからって、人生駄目になることはない。
それにたとえ不登校になったとしても、人間としてダメなわけでは決してありません!
まずは、心と身体の健康が大切だと私は思います。
とはいっても…焦る
『学校へ行きたくない』と子供に言われた時、親は焦ります。私もそうでした。
- なんで?
- いじめ?
- 嫌なことがあったの?
- 明日は行くの?
- 将来はニートだ…
- 人生終わった…
色んな思いが頭を巡ります。
それまで順調に学校へ行けていた子ならなおさら、地獄に突き落とされたような気持に親もなる。
理由はなんだろう?
『学校へ行きたくない』のには、明確な理由がある場合とそうでない場合があるような気がします。
娘の場合
- 給食
- 担任との相性
が原因だったように思えますが、それだけではない。
次の学年になり先生は変わったけど行けない…ということは、きっと理由は1つではないのかもしれない。
そして、『学校という空間が合わない』という子がいるということも知りました。
学校へ普通に行ける子もいれば、行けない子だっている。
義務教育の定義とは
小学校・中学校は義務教育です。
『義務教育なんだから学校へ行かないとダメ!』と思う方もいますが、義務教育の定義を知っていますか?
義務教育とは、『子供が学校へ行かないといけない』という義務ではありません。
『大人が子供たちに学ぶ時間と場所を作らないといけない』という義務です。
親は子供を働かせたりするのではなく、しっかり教育をうけさせましょう!というものです。
子供は教育を受ける権利があります。そして、休む権利もあります。
不登校だからとって、罰せられたりすることはありません。
親がすべきこととは?
私はうまくできませんでしたが、『学校へ行きたくない』と娘に言われた時に『もっとこうしておけばよかったな』ということを書いてみます。
学校を完全に休ませる
朝遅刻して行かせたり、なんとか説得して連れて行きましたが、やめればよかった。
あの期間は、親子でものすごく疲れたので意味がなかったように思えます。
完全に休ませることをすればよかった。
親の焦り・不安を見せない
ついつい焦ってイライラしたり、不安になってしまったり。
私自身も情緒不安定でした。そんな姿を見せないようにすればよかった。
親がイライラしていると、子供だって悲しくなるだろうし、申し訳ない気持ちになるんだと思います。
でも難しい…親だって人間だもん。
時が解決するのかな
結局は時間が解決していくものなのかも。
しばらく休んで学校へ再び足が向かうようになる子もいれば、フリースクールや適応教室などに自分の居場所を見つける子もいる。
最初私のように焦っていた親も、そのうち不登校や我が子を理解してくる。
私が親に『学校へ行きたくない』と言った時
娘が不登校の我が家ですが、私も中学の時学校へ行きたくない時期がありました。
その時、クラスの1人の男子が私にちょっかいを出してきていたんです。
たった1人からの嫌がらせでしたが、本当に辛くて…頑張って学校へ行っていたけど限界。
ある朝母に『学校へ行きたくない』と伝えました。
すると母は『わかった』といって学校へ電話。
『学校へ行きたくないというので休みます』と。
それからしばらく私が学校を休みましたが、母はいつもと変わらない生活をしていました。
私を責めたりすることは一切なかった。
もしかしたら焦っていたかもしれませんが、私には一切そんな顔は見せませんでした。
あの時もしも無理矢理学校へ行かされていたら、生きてなかったかもしれない。
中学時代なんて学校と家が全てで、どちらにも居場所がないのなら生きてなんていられない。
休んたっていいじゃん!
学校、行かなくてもいい。行けなくてもいい。
ただ、ただ娘には生きていて欲しい。私はそう思います。
娘の元気のない姿、泣いている姿、不安そうな姿、学校へ行きたくなかった時期にたくさん見てきました。
『このままじゃ心が壊れる』そう思ったんです。
『学校休んだっていい』
心からそう思えるようになったのは、不登校3年目になった今なのかもしれません。